いよいよ「第10回むつき庵はいせつケア実践報告会」の開催です

いよいよ『第10回むつき庵はいせつケア実践報告会』を開催いたします

日時:2019年12月1日(日) 9:30~16:40
         (おむつ検定11:25~12:00)
会場:京都社会福祉会館・ホール(4階)

講演  大堀 具視  (おおほり ともみ) 氏  

     (日本医療大学 保健医療学部リハビリテーション学科 教授・作業療法士)

     「『動き出しは本人からの介護実践』―利用者の思いに気づく、力を活かす―」

「第10回むつき庵はいせつケア実践報告会」を12月1日(日)に京都社会福祉会館ホールにて開催します。
●●むつき庵はおむつフィッターさんたちの素敵な活動を紹介したくて、「むつき庵はいせつケア実践報告会」を2010年から始めました。座長なども存在していてまるで学会のようですが、学会とは一味違うものなのです。一般に学会発表ではその調査や研究が、エビデンスすなわち科学的根拠に基づく裏づけのあるものとされています。このことはとても大切だと思います。ただ、科学的根拠をもって解明されていないことはたくさんあり、そのなかにはきっと大切なことがたくさんあるはずです。
それに何より私たちはおむつフィッターの活動により、職場や周囲の方々が変わったことと同じくらい、その方自身が変わったことが重要だと考えています。自分が変わることで、周囲はいっそう大きく変わります。その意味で、主観に満ちた発表や自分自身のことをたくさん話していただける、そのことがとても素晴らしいと感じています。それが私たちの実践報告会なのです。
今年は8組のおむつフィッターさんが報告いたします。

★★ご講演には、「何かを行なおうとする意思がある時、身体は動き出します。介護技術によって利用者を動かすのではなく、利用者の動き出しを待ち、適切な支援によってそれをつないでいくことが介護の原点」という考え方をもとに、全国各地の現場での実践を支援されて来られた大堀具視氏(日本医療大学 保健医療学部リハビリテーション学科 教授・作業療法士)に「『動き出しは本人からの介護実践』―利用者の思いに気づく、力を活かす―」をテーマにお話ししていただきます。
【講演要旨】
利用者主体の介護を行うためには。「動き出し」に目を向けることが大切です。利用者に寄り添う介護とは、「動き出し」から、その意味や意図に共感し、何かやろうとしているその動きを受けとめ、「動き出し」を奪わないようさりげなく支援することです。利用者本人が動きの主体であることを実感し、それを介護に活かすことができるようお伝えします。

お申込みの方は、むつき庵までお問い合わせください。
むつき庵 ☎ 075-803-1122
メール hsk@mutsukian.com (平田)
           uchida@mutsukian.com (内田) 参加申込書チラシ