おむつフィッター1級 講義内容

おむつフィッター1級講義について

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これまでのおむつフィッター1級講義内容です。ご参考にしてください。
内容は変更になる場合がございます。

|A講座

【講義内容】

● 排泄をテーマに住環境整備について考える

老いや病により、運動機能などに不自由さが生じるとき、その人の抱える疾病や困難を把握し、そこから排泄や生活を支える用具・住環境整備のあり方について学びます。


● 薬の役割と排泄に及ぼす影響

薬とは何か、薬の役割について、そして、薬がいかに排泄に関わるのか、薬が身体に及ぼす影響などを学びます。

|B講座

【講義内容】

● 意思伝達装置 スイッチについて学ぶ

病気や事故により重度の障がいを抱える方のコミュニケーション手段として、意思伝達装置は重要な役割を果たします。ところがその存在はあまり知られていません。ここではそれらの存在や使っておられる方々の実際を学びます。


● 難病を抱える人の排泄ケアについて学ぶ

ALSをはじめとする神経難病について学び、難病を抱える人の置かれている状況への理解を深めます。そして、その方にとって支えとなる排泄ケアについて学び、考えます。


● ベッドについて / 知っておきたい排泄関連用具について 学ぶ

・介護のある生活においてベッドは大切な福祉用具です。その機能や特徴について学び、ベッドを活用した心地良い姿勢、負担のかからない起き上がりや立ち上がりについて考えます。
・日々の排泄や排泄ケアを支える用具は、おむつやポータブルトイレ、尿器に限らずさまざまにあります。立ち上がりやすい柔らかな便座や、立ち上がりを助けるトイレマット、またベッドに敷く排泄センサーなど、知っておきたい排泄関連用具について学びます。


● 現代社会における介護の在りよう、家族の抱える介護の問題

高齢の夫婦世帯の介護の問題、息子が親を、娘が親を介護する時に抱える困りごとなど、現代社会における家族の抱える介護の問題、生活問題について学びます。

|C講座

【講義内容】

● 疾病に合わせた移乗やポジショニングを学ぶ

老いや病により、介助時に配慮しなければならないことは様々あります。拘縮のある方への姿勢の整え方、互いに安心できる触れ方など、一人ひとりに合ったポジショニング、移乗のあり方について学びます。


● 車いすの種類と調整の基本を学ぶ

排泄は、日々の姿勢が大きく影響します。身体の状態、障がいの状態などを考え、どのような車いすを選んだらよいのか。また、車いすの調整やクッションの使用により、いかに心地良い姿勢を作るかを学びます。さらに、排泄にも役立つ、安全な立ち上がり・移動を助ける立位介助補助機器についても学びます。


● 生活を支えるリフトの使用について考える

適切な用具の使用は、排泄行為をはじめ、日々の生活の助けとなります。さまざまな種類のリフトやスリングシートを知り、離床や移動、外出を支える用具について学びを深めます。

|D講座

【講義内容】

● 「人が逝くときに大切なこと ― エンゼルケア再考」

生と死の過程、そして、つながりについて見つめ直し、また、エンゼルケア(死後のケア)の意義について学びを深めます。


● おむつフィッター研修での学びを活用した日々の関わり、実践について

おむつフィッター研修での学びを活用した、施設や病院におけるより良い排泄ケアに向けた実践について、むつき庵認定講師やおむつフィッターの方たちにお話しいただきます。


● 介護する人、される人の役割を通して、それぞれの思いやケアについて考える

さまざまな職種、自宅で介護を担う人など、多様な形でケアに携わる受講生同士、事例検討を通し、より良いケアについて考え、気づきを深めます。


上記のA〜D講座の開催について詳しくは、
おむつフィッター1級 開催概要をご覧ください。