第7回むつき庵はいせつケア実践報告会 後記

第7回むつき庵はいせつケア実践報告会あいさつ

10月29日(土)京都社会福祉会館4Fホールにおいて、㈱はいせつ総合研究所 排泄用具の情報館むつき庵が主催し、おむつフィッター倶楽部共催にて、「第7回むつき庵はいせつケア実践報告会」を開催致しました。浜田きよ子むつき庵代表のご挨拶ではじまり、参加者は総勢192名にのぼり、大盛会のうちに開催することができました。

今回で7回目となります「むつき庵はいせつケア実践報告会」での演者8組の方々の発表は、それぞれの場所で、とまどいながらも、良いケアを模索していきたい、という思いの伝わる、素晴らしいものでした。
「はいせつケア大賞」には、「私の排泄ケアへの取り組みと大切にしたいこと」と題して発表されました国立病院機構兵庫中央病院の茨木素景子さんが受賞されました。
特別賞には、おむつフィッターさんとの連携に支えられて熊本地震の被災地で活動された㈱ふくえん熊本の北博士さんが受賞されました。
むつき庵賞八尾市地域包括支援センター緑風園の木本泉さん、福岡市介護実習普及センターの辻奈美さんのお二人が受賞されました。
発表されました8名のいずれの実践報告も素晴らしく、回を重ねるごとに発表される内容のレベルが向上していますことを実感しています。

ご来賓の市川晋一先生

ご来賓の市川晋一先生

秋田からお越し下さいましたご来賓の市川晋一先生には、熱心に報告を聴いて下さり、丁寧なコメントとご挨拶を頂きました。
この会に集ってくださいましたお一人おひとりが、人との交わり、ケアのかたちについて、気づきを分かち合い、ささやかな希望と共に、これからの課題を見出せたように思います。

記念講演は「介護とアロマテラピーの関係~森のマインドフルネスと未来のつくり方~」と題して稲本正さん(正プラス株式会社代表取締役、オークビレッジ会長、森林研究家)にご講演を頂きました。講演の最後には瞑想体験も行われました。

ヘルプマン会場には、むつき庵コーナー、ミニむつき庵コーナー、ヘルプマンコーナー、おむつフィッター倶楽部コーナー、記念講演講師の稲本正氏コーナー、書籍販売コーナーが設けられて、多くの方に楽しくご覧頂きました。

「第7回むつき庵はいせつケア実践報告会」には京都府医師会をはじめ3つの団体様、36の企業様からご協賛を頂きました。会場には6つのメーカー様の展示ブースを設け、各メーカー様のプレゼンテーションも行われ、参加者の方々からは、「直接メーカーさんからお話が聴けてとても分かりやすくて良かった。」とのお声を頂きました。

また、第1回より行っております東日本大震災募金および今年4月に起こりました熊本大地震とあわせて取り組みました大地震被災者支援募金は、本実践報告会において23,068円の義援金をいただきました。大切に活用させていただき、今後も、支援を継続していきたいと思います。

最後に小林貴代・倶楽部代表世話人が閉会の挨拶と福引き会を行い、浜田きよ子の著書やむつき庵グッズが10名の方にあたり楽しく終えました。
実践報告会終了後、「おむつ検定」が実施され、今回は12名の方が受検されました。
おむつ検定風景
「第8回むつき庵はいせつケア実践報告会」は来年11月富山高岡市での開催を予定しています。温かく充実したイベントを開催できるよう、早速に準備を始めております。どうぞ皆様の実践報告エントリーと実践報告会ご参加をよろしくお願い申し上げます。

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記事リンク:第7回むつき庵はいせつケア実践報告会浜田きよ子氏 ごあいさつ

写真リンク:メーカープレゼンテーション風景

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